芸術新潮 2011年 05月号 [雑誌]

狩野派最後の絵師、狩野一信の手による五百羅漢図100点が一挙掲載されています。現在東京江戸博物館にて開催中の羅漢展監修者、明治学院大学の山下教授が以下の通リ判り易く解説されています。第一から十幅羅漢さまのデイリ―ライフ十一から二十幅良い子からチョイ不良おやじまで羅漢学院ただいま入学受付中二十一から四十幅羅漢レスキュ―隊、六道をゆく四十二から五十幅洋風に描いてみました羅漢さまの修行あれこれ六十から七十幅ペットは霊獣七十一から七十四幅波乗り羅漢の竜宮ツア−七十五から八十幅羅漢さまにおまかせ、出産も建築も第八十一から九十幅羅漢レスキュ―隊ふたたびしかしそのとき一信は・・・・・九十一から第百幅一信死すとも羅漢は死せずまた、別章では同氏により全国の五百羅漢が紹介されており、大変興味深く拝読しました。これからご覧になる方、また実際ご覧になった方、どちらにも強くお勧め致します。